一般的には精巣除去のこと

去勢手術とは一般的に精巣除去のことですが、卵巣除去も去勢に含まれます。精巣を除去することは何もペットだけの処置ではなく家畜などでも行われています。なので精巣の除去という言葉だけを見ると物騒な印象を抱く方も多いですが、過度に心配を必要とするものではありません。
精巣を除去すると、雄の獰猛さ加減が抑えられます。雄が雌になってしまうというような極端なことは起こりませんが、基本的に穏やかな性格になります。なので、興奮して飼い主を攻撃したり家具を破壊するなどの行動がある程度抑えられるのです。犬でも猫でも、本気で噛まれたり引っ掻かれたりすると大怪我に繋がります。このようなリスクを軽減させるという意味でも去勢は有益です。

ペットにとっても有益

去勢をすると、子孫を残せなくなります。この事実はとても残酷でペットを苦しめると思いがちですが、簡単に決めつけることはできません。なぜなら、去勢をしなければずっと欲求不満の解消ができないからです。最初から計画的に雄と雌を飼ってずっと命を繋いでいく計画であれば去勢してはいけませんが、一匹で飼うなら基本的に交尾の相手はいません。そんな逃げ場のない性欲が攻撃や破壊という行動に繋がるのでペットは非常に苦しいのです。
体に備わっているものを除くことで健康への害が心配されますが、こちらも心配無用です。逆に、去勢をした方が長くペットが生きているというデータもあります。このように去勢は飼い主にとってもペットにとっても良いものだと認識したいです。